ソフトム通信 第26号

2018.10.10配信

いつも大変お世話になっております。
今回は、前号(25号)の「BCP(事業継続計画)」に引き続き、
企業の”備蓄対策~栄養面~”をテーマにお話いたします。

自然災害が長期化した場合、食糧の備蓄について栄養面・衛生面・提供方法、
また商品の賞味期限前の消費方法等を考慮して、
具体的な商品の選定をする必要があるかと思います。

国立健康・栄養研究所や日本栄養士会では、災害時の栄養情報をまとめております。
厚生労働省では、
「避難所における食事提供の計画・評価のために当面目標とする栄養の参照量と
それに対応した食品構成例」を公開しています。
(参照)厚生労働省ホームページ:
http://www.nibiohn.go.jp/eiken/info/hinan_kousei.html

被災後約3ヶ月頃までの段階で欠乏しやすい栄養素を考慮し算定した値は以下の
とおりです。
【避難所における食事提供の計画・評価のために当面目標とする栄養の参照量】
エネルギー  2000kcal
たんぱく質  55g
ビタミンB1 1.1mg
ビタミンB2 1.2mg
ビタミンC  100mg
(1歳以上、1人1日当たり)

【避難所における食品構成例】
・穀類550g・芋類60g・野菜類350g・果実類150g・魚介類80g
・肉類80g   ・卵類55g・豆類60g ・乳類200g   ・油脂類10g

※食品構成具体例はリンク先ホームページをご参照ください

【災害発生に伴う栄養問題】
おにぎり、パン、カップめんなど炭水化物が主となり、
たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維の不足が目立ちます。
温かい食事や汁物のニーズも高まっています。

(効果的な食品例)
・果実ジュースや野菜ジュース
・麦や強化米、雑穀(ひえ、あわなど)があれば、白米と一緒に炊く。
分つき米(七分つき米等)の利用。
・ビタミン、ミネラルが強化された食品(ふりかけ、飲料、菓子など)
・栄養素を調整した食品(バータイプ、ゼリータイプ、クッキータイプなど)
・栄養ドリンクや栄養機能食品

【衛生面の注意点(抜粋)】
感染予防には手洗いが基本です。
流水が使えるときは、調理前、食事前に流水と石鹸で手洗いをし、
断水しているときは手指用アルコール剤または、
ウェットティッシュを使いましょう。

調理用ボウルやお皿等はラップを敷くなど、
できるだけ汚さないようにしましょう。

(参照)国際災害栄養研究室:
http://www.nibiohn.go.jp/eiken/disasternutrition/info_saigai.html

【備蓄食料の有効活用】
現在お持ちの備蓄がある場合は、賞味期限の確認が必要です。
賞味期限が切れる前に、日常の給食での利用や実際に災害時を想定した訓練など
にも活用できると思います。
訓練を行うことで、課題が発見でき、更なる対策を重ねることで災害に対する準備が強化されていくことと思います。

災害が発生しないことが最も良いですが、事前に訓練(シミュレーション)を行
うことで、いざという時の心構えや落ち着いて行動ができるなどのメリットがあ
るかと思います。

皆様が取り扱われている食事には、災害時において栄養面のメリットだけでなく安心を与えたり、活力を与えたりなどの意義もあるかと思います。

ソフトム通信では様々なテーマの情報をご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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