ソフトム通信 第32号

2019.2.5 配信

いつも大変お世話になっております。
今回は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2018年」について
お話しします。

2016年から始まった追補の公表も今回で3回目となりました。

今回の主な変更点を5つにまとめましたので、
ご紹介いたします。

1.新たな分析方法による食物繊維の内訳を追加

  国内外の食物繊維の定義の変更や評価研究の
  動向を踏まえて、新しい分析方法(AOAC2011.25法)での
  食物繊維量(下記4つの栄養価)を追加。
   「低分子量水溶性」
   「高分子量水溶性」
   「不溶性」
   「総量」

 ☆ちなみにこの結果、旧成分値と比較して食物繊維総量が
  倍以上増えた食品もございます。

  例:精白米100gあたり0.3g→1.5g等(旧分析値→新分析値)

 また説明の中には、
 「今回の食物繊維に係る分析法の変更により、
 当面の間、成分表には食物繊維に関する定義の
 異なる分析法による成分値が混在することとなるため、
 利用者は分析法の違いに留意し、
 その利用目的に合致すると考えられる
 適切な値を引用する必要がある。」
 とございます。

2.食物繊維の分析方法変更により炭水化物成分表に
 「別表1(食物繊維)」を追加

 ・旧分析方法「プロスキー変法」で算出した値と、
  新分析方法「AOAC2011.25法」で算出した値を掲載。

3.収載食品の追加

 ・以下の59食品を追加
   ①日常的に消費される食品の調理形態別食品の追加
   ②減塩製品の目安となる調味料類の追加
   ③加工実態に合わせて細分化した食品の追加
   ④新規食品、地域食品の追加

4.欠番食品
 ・食品群の変更に伴い以下の食品を欠番
   17129 <その他>天ぷら用バッター
 ・代わりに以下の2食品を追加。(状態別で細分化)
   01171 こむぎ[小麦粉]プレミックス粉、天ぷら用、バッター
   01172 こむぎ[小麦粉]プレミックス粉、天ぷら用、バッター、揚げ

5.既存食品の成分値再分析

 ・いくつかの食品に以下を実施。
   ① α、β-カロテン等の脂溶性ビタミンの追加
   ②ヨウ素、セレン等の微量元素の追加
   ③たんぱく質、脂質、炭水化物の組成成分の追加

以上です。

※これらは文部科学省から公表された
「日本食品標準成分表 七訂追補2018年」を元に、
 ソフトム独自で調査したものです。

ソフトム通信では様々なテーマの情報をご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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