ソフトム通信 第39号

2019.7.8配信

お世話になっております。

今回は当社の管理栄養士が「日本人の食事摂取基準2020」についての
研修会に参加してまいりました。
いち早く皆様に情報共有させていただければと思います。

5年に1回の策定となる日本人の食事摂取基準ですが
2020年版は8月に公表が予定されているようです。

今回の改定(2020年版)のポイントは大きく3つです。

①年齢区分の変更
「50~69歳」、「70歳以上」
→「50~64歳」、「65~74歳」、「75歳~」
②高齢者のフレイル(虚弱化)予防の観点から
高齢者のたんぱく質目標量範囲(下限値)を引き上げ

③食塩相当量目標量の見直し
18歳以上男性 8.0g未満→7.5g未満
18歳以上女性 7.0g未満→6.5g未満

①②③により、
年齢構成表の再作成、主に高齢者給食施設ではたんぱく質目安量の上昇による
食品構成の見直し(たんぱく質源である肉、魚の増加など)を
対策されるかと存じます。

減塩については、高齢者の食事量を確保することも重要であることから、
健康状態、病態及び摂取量全体を見て弾力的に運用すべきと話されていました。

・今回の改定の考え方
今回の改定は2015年版を基本としつつ、
策定方針に「健康日本21(第二次)」の推進事項である
「社会生活を営むために必要な機能の維持および向上」が加わりました。

これまでの生活習慣病(高血圧症、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病)の
発症予防、重症化予防に加え、
高齢者の低栄養とフレイル(虚弱化)予防を視野に入れて検討がなされています。

ソフトム通信29号(2018年12月10日配信)の「国民健康・栄養調査」でも健康寿
命の延伸と虚弱化を予防、先送りすることが課題とありました。

日本人の食事摂取基準も2015年版から「健康日本21(第二次)」の考えが
考慮されており、今回についてはそのひとつである
「低栄養傾向の高齢者の割合の増加の抑制」が重要視されたと思われます。

正式な発表前の内容となるためあくまでも
概要の参考としてお考えいただければ幸いです。

8月に正式な公表があった際にも
お知らせさせていただきたいと思います。

ソフトム通信では様々なテーマの情報をご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。