ソフトム通信 第45号

2019.11.11配信

いつも大変お世話になっております。
今回は「フレイル」をテーマにお話しいたします。

「フレイル」とは…
1「身体的」(低栄養、口腔機能低下、及びサルコペニアや運動機能障害等を含む)
2「精神・心理的」(軽度認知障害、うつ、更に認知症初期状態を含む)
3「社会的」(閉じこもり、孤立、及び弧食等を含む)
上記の3要素からなり、健常な状態よりは虚弱化が進行している状態です。

いわゆる「身体機能障害(disability)」とは異なり、
適切な介入によってフレイルから健常状態に回復することが可能な状態です。

食事摂取基準2020年版でもフレイル予防を視野に入れた
基準量検討がなされております。

厚生労働省から発表された
「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部のとりまとめについて」では、
2040年を展望すると、高齢者の人口の伸びは落ち着くものの、
現役世代(担い手)が急減すると予測されています。

そのため「総就業者数の増加」とともに、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指すというものです。
この中の政策課題である健康寿命延伸プランには
「介護予防・フレイル対策、認知症予防」が記載されています。

具体的には、
◆「通いの場」の更なる拡充
(2020年度末までに介護予防に資する通いの場への参加率を6%に)
◆健康支援型配食サービスの推進等
(2022年度までに25%の市区町村で展開等)等です。

上記「健康支援型配食サービスの推進」では、
配食サービスによる地域高齢者への支援が期待されています。

サービス利用者の身体状況や栄養状態をふまえて適切な栄養管理を行い、
継続的な利用者に対しても状況を適切に把握し、
フォローアップすることが望まれます。

このような適切な栄養管理を行うためには、
今まで以上のきめ細かいデータ管理が必要になるでしょう。
それに備えて、柔軟で堅牢なシステムが必要になると思われます。

当社では、常に給食業界の動向を把握しながら、
給食業界に貢献できるシステム提供に尽力してまいります。

ソフトム通信では様々なテーマの情報をご紹介してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

【参考資料】
・2040年を展望した社会保障・働き方改革本部のとりまとめについて
https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000513520.pdf

・地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理に関するガイドライン(配食事業者向けパンフレット)
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/haisyoku_zigyousya.pdf